塾長の思い

ROOL 創設秘話

こんにちはオンライン学習塾”ROOL”塾長の小林です。
今回はROOLを創設するに至るまでの経緯と、私の思いも含めたお話をできればと思います。

僕自身がROOLを立ち上げようと思ったのには、大きく3つの理由があります。

その理由というのが
①自分自身過去に大変な思いをし、後悔をしてきたからこそ同じ思いをしている子を助けたい
②受験を通して学ぶべき大切なことや考え方を、教えている環境がなかったから
③自分の生き方の実現、現状の受験の在り方を変えたいから

僕はもともとは特別何かやりたいことがあったわけでもなく、
ただ何となくいい大学に行ったほうがいいのかなと思っていました。

家は裕福ではなかったし、兄弟も2人いて高校は私立でした。
弟も決して頭が良かったわけではなかったので弟も私立になるかもしれない。
高校は公立に行ってもらっても、おそらく大学は私立になるだろう。

そう考えると僕が大学でも私立に行ったら家計は大丈夫なのだろうか。
親はお金に関しては気にするなと言ってくれていたが、実際やりくりは大変そうでした。

そんな姿を見てたから予備校とかに通うことは難しかったし、
参考書にもできるだけお金は使わずに一人で何とかしなけばいけない。
とにかく自分自身で何とかしなきゃという思いが強かったように思います。

だから2年生からは部活も辞めてずっと勉強に明け暮れてました。
学校が終わったら図書館にこもって閉館の時間までずっと勉強し、
休みの日は朝の開館の時間から閉館までずっとこもってひたすら勉強する日々。

夏休みで周りの友達が遊んでようが自分だけは
受験生とともに朝から晩まで勉強に明け暮れていました。
今は大変でもこの努力はきっと報われると信じて。

けれども現実は非情で、僕の努力は見事に裏切られました。

模試を受けても判定はいつもE。
まだ勉強が足りないのかなと思ってとにかく頑張るけれども
成績が上がる様子は一向にない。

僕より遅くから勉強を始めた友達はどんどん成績を上げ始め、
先生からはお前は頑張ってるからその努力はいつかきっと報われる。
その言葉は僕にとって何の励みにもなりませんでした。

3年生になっても状況が変わることはなく、
受験が近づくにつれて僕の焦りはどんどん大きくなりました。

これだけ勉強してもできるようにならないなんて僕には才能がないんじゃないか。
本当に僕は大学生になることができるんだろうか。
そんなことを考えると心配で夜も眠れず、気づいたら涙が止まりませんでした。

時には体調が悪くなったり、ストレスで
イライラして物にあたってしまったこともありました。
そんな自分が嫌で嫌で仕方なかったです。

そんな中で迎えた受験本番。
結果は言うまでもありませんでした。

模試ではA判定もとれていた滑り止めの大学でさえ不合格。
僕の人生は終わったなと思いました。

受験校全部落ちて、浪人することになって
頑張ってきたのに報われず親にも迷惑かけて
浪人しても頑張れる自信はありませんでした。

正直勉強にも手を付けられず、廃人のようになっていました。

そんな僕を見かねてか、母親がある家庭教師を連れてきました。
今思えばそれがあったおかげで、今の自分があると思っています。

しかし、はじめはなんで家庭教師なんて連れて来てんだよ。
うちにはお金ないんじゃないのかよと言ってしまっていました。

それでも母親は、
うちが貧乏のせいで息子が馬鹿にはなってほしくない。
最低限のお金はお母さんが頑張るから孝明も頑張れ。
そう言ってくれていました。

母親がそこまで言ってくれるのならやるしかない。
そこから僕と家庭教師との浪人生活が始まりました。

そこで家庭教師の先生が教えてくれたのが、
勉強法、考え方を変えてみるということでした。

「そもそも孝明君は、なんのために大学に行きたいの?」
「勉強はたくさんしてきたのに成績が上がらないのは、やり方考え方が悪いんじゃないかな?」

今までの自分はとにかく合格するために焦っていたし、
そんなこと一度も考えたことなんてなかった。

1年間あるんだからそういったことも考えてみよう。
少しづつ自分を変えてみようと思うと、今までつらいものでしかなかった
受験勉強が楽しいものに変わりました。

成績も少しづつ上がり、希望が見えてきて、
大学生活を楽しみにしてみたり、
無事受験を終えてからも考え続けた。

自分はこれからどう生きていきたいんだろう。

そして僕と同じように苦しんでいる受験生もいるんじゃないだろうか。
そう思って予備校、塾でのバイトも始めてみた。

そこで感じたのが、プロの講師の教え方はうまいが
僕が考えて経験してきた大切な考え方を教えられる環境がないということ。

プロの講師の授業をものにできる人は、
自分で勉強しても成績を上げられる人だと思いました。

それでは予備校に通っても変われるのはもともと頭の良い一部だけ。
全ての人にチャンスを与えることができない。

予備校で成績を上げられない、予備校に通えないような生徒にも
逆転のチャンスを与えたい。一緒に変わっていきたい。

それぞれが自分自身を見つけて、生き生きとして生きて欲しい。
そのためのお手伝いができたらかっこいいな。

その一歩として、環境としてROOLを創設いたしました。